奥の細道の七宝とは?
「七宝散りうせて」とはどういう意味ですか?
七宝散り失せて、玉の扉風に破れ、金の柱霜雪に朽ちて」の現代語訳は「七宝は散りなくなって、宝石の扉は風によって壊れ、金色の柱は霜や雪によって崩れ」。 光堂がいかに荒れ果てているかを表している。 「すでに頽廃空虚の叢となるべきを」の現代語訳は「もう少しで崩れ荒れて空しい草むらになるはずのところを」。
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「四面新たに囲みて」とはどういう意味ですか?
前の行に「四面新たに囲みて、甍を覆ひて風雨をしのぎ」とあり、現代語訳は「(光堂)の四方を新たに囲んで、(屋根は)瓦で覆って風雨を防ぎ」。 つまり、光堂は荒れ果て崩れる運命だった。 それなのに、光堂を覆う建物が建てられて風雨にさらされなかったので、そのおかげで昔のまま輝き、記念物として今も残っているということ。
衣が関を隔ててとはどういう意味ですか?
ころも【衣】 の 関(せき)
(「関」はへだて止める所の意) 衣服でへだてていること。 すぐ身近にいながらも、男女が関係を結ばないことのたとえ。
「おくのほそ道」とはどういう意味ですか?
「奥の細道」というタイトルの意味は、東北への細い旅の道という意味です。 奥は東北地方、つまりみちのくをさします。 細道は、文字どおり細い、心細い、たよりにならないような道ということです。
七宝の漢字は?
しち‐ほう【七宝】
無量寿経では金・銀・瑠璃 (るり) ・玻璃 (はり) ・硨磲 (しゃこ) ・珊瑚 (さんご) ・瑪瑙 (めのう) 。 法華経では金・銀・瑪瑙・瑠璃・硨磲・真珠・玫瑰 (まいかい) 。 七種 (ななくさ) の宝。
五月雨の降り残してや光堂とはどういう意味ですか?
「何もかもを朽ちさせてしまう五月雨も、この光堂だけは降らなかったのだろうか、金色の堂宇が光り輝いていることよ。」 という意味になります。
「四角く」の読み方は?
「四角く(しかくく)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書
矢も盾もたまらずとはどういう意味ですか?
やもたてもたまらず 楯も射通されるほどの矢の勢いに、自分でもどうにも止められず、実行することをいう。 思い詰めて、はやる心を押さえようがない状態にたとえる。
「薄水を踏む」とはどういう意味ですか?
薄くてすぐにも割れそうな氷上を、踏んで歩くことから、きわめて危険なことに臨むことをいう。
「功名一時の草むらとなる」とはどういう意味ですか?
手柄を立て名も知れたが、それも一時のことで、今は草むらとなっている。 手柄を立て名も知れたが、それも一時のことで、今は草むらとなっている。 「功名」とは「手柄を立てて、名前が有名になること」。 「一時」の意味は「一時的なもので」。
松尾芭蕉 平泉 なぜ泣いた?
【Answer】松尾芭蕉は、「源義経・義経を守るために戦った家臣たちへの無念さ」「藤原家の栄枯盛衰」へ思いをはせ、平泉で涙を流しつづけた。 松尾芭蕉は、俳句を芸術の域にまで高めた江戸時代の俳諧師の一人です。 小林一茶や、与謝蕪村などと並び日本で最も有名な俳諧師の一人とされています。
七宝の内容は何ですか?
七宝 古来、七つの宝(金・銀・瑠璃(るり)・硨磲(しゃこ)・瑪瑙(めのう)・真珠・まいかいに例えられ、無限の色感を立体に表現できる特性を持つ。 金属素地(金・銀・銅等、“胎(たい)”といわれる)にガラス質の釉薬を施し焼成。
日本の七宝とは何ですか?
七宝(しっぽう)とは仏教の教典に出てくる七種の宝のことで、金,銀,瑠璃【るり(青い宝石)】,玻璃 【はり(水晶)】 ,しゃこ貝 ,珊瑚,瑪瑙【 めのう(縞状の鉱物)】であると言われてます。
静かさや岩にしみ入る蝉の声とはどういう意味ですか?
【意味】ああ何という静けさだ。 その中で岩に染み通っていくような蝉の声が、いよいよ静けさを強めている。 ニイニイゼミかアブラゼミか、単数か複数か、この時期にセミは鳴かないだとか、昔からさんざん議論されてきた句です。
「夏草や兵どもが夢の跡」の意味は?
第31回の季題は「夏草」。 芭蕉が旧暦5月13日(現在の太陽暦では6月29日)に奥州平泉の高館(たかだち)を訪れた時に詠んだ句で、野望を抱いた武士どもが戦いに敗れ去ってその跡には夏草が茂っている、という解釈が現在一般的です。 しかし、芭蕉自身はそんな意味でこの句を詠んではいないということを述べたいと思います。
「四つ角」とはどういう意味ですか?
よつ‐かど【四つ角】
1 四つの角。 よすみ。 2 二つの道が十字に交わった所。 十字路。
「四角」の言い換えは?
名詞類義語: 四角、四辺形四角形の種類: 長方形, 矩形, 正方形 菱形, 斜方形 平行四辺形 台形, 等脚台形 凧形 変形四角形 双心四角形対辺, 対頂点, 対角, 対角線
背に腹は代えられないってどういう意味?
事態が切迫すると、肝心なものを守るために、相当な犠牲をはらうのもやむをえないことのたとえ。 不本意でも、ほかに選択肢がないことを強く示唆する。
うだつが上がらないとはどういうことか?
「うだつ」とは、梁の上に立てて棟木(むなぎ)を支える柱のことをいいます。 この棟木の上に立てて支えている短い柱「うだつ」が、上から押さえつけているように見えることから、出世しないことや地位が上がらないことを「うだつが上がらない」という言葉になったという説があります。
薄氷の上を歩くとはどういう意味ですか?
はくひょうをふむ 薄くてすぐにも割れそうな氷上を、踏んで歩くことから、きわめて危険なことに臨むことをいう。