「なほざり」とはどういう意味ですか?
「なほ」とはどういう意味ですか?
なほ 【猶・尚】 依然として。 相変わらず。 やはり。
なほざりの活用の語幹は?
「なほざり」は形容動詞「なほざりなり」の語幹。 語幹+格助詞「の」+体言の形だね。 正解は「いいかげんな気持ち」。
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「なほざり」の語源は?
「なほ」は「そのまま何もせずにいること」、「去り」は「遠ざける」という意味がありますから、ここから想像すると「なおざり」は「何もしないで距離を置いておく(放っておく)」というのが出発点だった、と言えるかもしれません。 次に、現代語での話として考えてみましょう。
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「興ずるさま」とはどういう意味ですか?
[動サ変]ひどくおもしろがる。 興ずる。
いとおかしとはどういう意味ですか?
いとおかしは「とても趣がある」「非常にかわいらしい」などの意味を持ち、感動した気持ちを表すときに使われます。 きれいな景色や優雅なものなど、何かに心が動かされた際に使う褒め言葉といえるでしょう。 「おかし」とは当時の美しさを表す概念ですが、非常に幅広い意味を持つ多義語です。
「あはれなれ」とはどういう意味ですか?
どうしようもなく悲しい。 身につまされて悲しい。 [訳] とても幼くていらっしゃるのが、どうしようもなく悲しく気がかりだ。 もの寂しく、心引かれる。
「初めの矢になほざりの心あり」とはどういう意味ですか?
後の矢を頼みて、初めの矢になほざりの心あり。 (その理由は)後の矢をあてにして、初めの矢おろそかにする心が生じる。 毎度、ただ、得矢なく、この 一 ひと 矢 や に定むべしと思へ。」
「いかで」とはどういう意味ですか?
いか-で 【如何で】
どういうわけで。 どのようにして。 ▽疑問の意を表す。 [訳] たった今、私が(あなたを)あとにお残し申して死んでしまったら、どのようにしてこの世を生きていこうとなさるのだろうか。
「なほざりの心あり」とはどういう意味ですか?
後の矢を頼みて、初めの矢になほざりの心あり。 (その理由は)後の矢をあてにして、初めの矢おろそかにする心が生じる。
「おろかにせんと思はんや」とはどういう意味ですか?
一本目をおろかにも、失敗してしまうことがないとは限らない。 一本目をおろそかにしようと思うだろうか。 いや、思わない。
問いつめられてえ答へずなり侍りつ?
「問ひつめられて、え答へずなり侍りつ」と、諸人に語りて興じき。 =「問い詰められて、答えられなくなりました」と、人々に話し聞かせて、面白がった。 現代語訳八つになりし年、父に問ひていはく、「仏は如何なる物にか候ふらん」といふ。
「色濃く」の古語は?
いろ-こ・し 【色濃し】
あくどい。 しつこい。
「いと美しい」とはどういう意味ですか?
よって、現代語訳は「とてもかわいらしく座っていた」となる。 「いと」は「とても、大変」という意味。 「うつくしう」の元の形は「うつくし」で、意味は「かわいらしい」。
「可愛い」の昔の言い方は?
小野先生 : 「かわいい」は、古くは「かはゆし」ということばでした。 平安時代末期の「今昔物語集」には、「かはゆし」のほか「かははゆし」と言い方もあります。 そのため、語源は「顔・映ゆし(かお・はゆし)」、つまり「顔が火照るような状況」であったと考えられています。
「諸矢をたばさみて」とはどういう意味ですか?
ある人、弓射ることを習ふに、諸矢をたばさみて的に向かふ。 師のいはく、「初心の人、二つの矢を持つことなかれ。 後の矢を頼みて、初めの矢になほざりの心あり。 毎度ただ得失なく、この一矢に定むべしと思へ。」
「ことなしび」とはどういう意味ですか?
こと-なしび 【事無しび】
何気ないふり。 何事もないようす。 ▽多く「ことなしびに」の形で副詞的に使う。 [訳] ご返事を、どうして何気ないふりで言い出せようか。
つれづれなりとはどういう意味ですか?
つれ-づれ・なり 【徒然なり】
することもなく手持ちぶさただ。 所在ない。
「なほざり」の品詞は?
徒然草「ある人、弓射ることを習ふに」 品詞分解
ある | 連体詞 |
---|---|
なほざり | 形容動詞ナリ活用「なほざりなり」の語幹 |
の | 格助詞 |
心 | 名詞 |
あり | ラ行変格活用「あり」の終止形 |
「わたるべし」とはどういう意味ですか?
例文の「わたるべし」は主語の「このいましめ」が三人称なので、推量で訳して「通じるだろう」だね。
「仏はいかなるものにか候ふらん」とはどういう意味ですか?
八つになりし年、父に問ひていはく、「仏は如何なる物にか候ふらん」といふ。 父がいはく、「仏には人のなりたるなり」と。 =八歳になった年に、父に尋ねて、「仏というのはどのようなものでございますか」と言った。
さぶらふ 何語?
[補説]丁寧語「さぶらふ」は平安中期ではまだ使用例が少なく、通常は「はべり」が用いられたが、平安後期からその使用が増して「はべり」と交替してゆく。 中世になると、「さぶらふ」は「さうらふ」に変化するが、平家物語などでは女性語として用いられる。
桜の古語は?
古語では「桜」のことを「花」と呼んでいます。 花はたくさんあるのに、なぜ?と思われることでしょう。 けれども、『古今和歌集』の時代からこう呼ばれてきたのです。 この場合の桜は「山桜」を指しますが、平安時代前には、「花」は「梅」のことでした。
「心優し」の古語は?
こころ-やす・し 【心安し】
気安い。 親しい。 [訳] 人よりは気安くなれなれしく振る舞っている。
「いとおかし」とはどういう意味ですか?
いとおかしは「とても趣がある」「非常にかわいらしい」などの意味を持ち、感動した気持ちを表すときに使われます。 きれいな景色や優雅なものなど、何かに心が動かされた際に使う褒め言葉といえるでしょう。 「おかし」とは当時の美しさを表す概念ですが、非常に幅広い意味を持つ多義語です。
綺麗と美しいの違いは何ですか?
ここに「きれい」と「美しい」の違いがあるのです。 「きれい」は、清潔さや、整然さなどが優れている様を表す言葉。 つまり、「表面的美意識」の言葉です。 「美しい」は、あるものに対し、話者の「心が奪われる」状態を表す言葉。